坊守です。
今日は数時間だけ出勤して、川辺の病院へ。午後から前住職の心臓の治療があり、わたしは待機要員です。動脈経由で心臓に管をのばし、おかしくなっている拍動をリセットする治療です。
昨日の入院時はまだ、病室の向かいの窓ごしに顔を合わせた若い患者さんと、ゼスチャーでガッツを送って挨拶する余裕がありました。
今日は、指定された時間にベッドサイドに行くと、たいへんな不安顔で横たわっていました。「寝ている間に終わって、じきに家に帰れるよ」と声をかけると「退院することはできないだろう」と、ひどい予言をしました。「阿弥陀さんがおるから、どんなことになっても安心だろう?」という私の皮肉にはニヤリ。この前から、「今年で私は居なくなる」などと、変なことを連発しているお爺さんですが「お婆さんはどうしてる?」と、この頃記憶がおぼつかなくなった配偶者への気遣いは忘れず出すのでした。
さて、3時間待って予定通り終了。途中から合流した住職の妹と、ICUに顔を見にいきました。担当医にも「ありがとう」と、大きな声で御礼を言えました。
前住職の不吉な予言は、いまのところことごとく外れております。真宗の僧侶が言うことでもありませんね。引き続き、住職きょうだいと、わたしの3人で、お年寄りたちの身の回りをしていきます。