昨日の朝、葬儀のため市内へ。故人さまとは面識がありません。大正生まれ。100歳をこえるおばあちゃんです。娘さんと西法寺のご門徒さんが親類にあたり、そのごえんで私に声をかけていただきました。
「もしものときは」との依頼があったのは数カ月前のこと。お孫さんたちは、「おばあちゃんは死なないんじゃないかと思ってたんです」。
式の前に施主さんからお母さんのことを教えていただきました。書道の先生を長く務め、社交ダンス、絵を描くことなど多彩な趣味をおもちでした。アルバムにはそんな在りし日の姿。アルプスの山々も。娘さん夫婦が過ごしたスイス、そしてヨーロッパを旅した写真です。この冬まで備忘録をつけておられ、会った方のこと、日々を記しておられました。
葬儀は涙もありつつ、長い生涯を全うされた故人さまを囲み、感謝にあふれた時間でした。「母は人生を楽しんだと思います」
四十九日法要、来年の初盆法要のご依頼もいただきました。100年をこえるご生涯です。さまざまな出来事があったことでしょう。これから、大先輩のあとをたずねていきたいと思います。