6月も終わりです

早いもので、6月も終わり。今年も半年が過ぎました。

7月に配布する予定の西法寺通信第5号を、昨日から集中して作成中です。来週から配布したいので、一両日中には原稿を完成させなければ!

中身は、無量のはなし、ご門徒さんが登場する「とも同朋」、お盆について、そしてお寺からのお知らせ、です。

もっと早く取りかからなければいけなかったのですが、いつもながらの立ち上がりの遅さを次号からは返上したい!

クーラー設置に向けて②

本堂の壁にクーラーを設置するための木枠が取り付けられました。

ご門徒さんにお伝えしたところ、「今度、お寺に行くのが楽しみー」との反応がありました。

昨日、一昨日もかなり蒸し暑く感じました。クーラー設置により、本堂も夏場、これまでより快適に過ごしていただけるようになると思います。

西法寺農園の今現在

この土日は四十九日のお勤めが3連続し、住職はあっちゃこっちゃしておりますので、今日は坊守から西法寺農園リポートを。
お日様がそれなりの高さになると雨がやんだので、ジャングル(畑)に足を踏み入れました。

特記事項は、2本植えたが1本しか育たなかったオクラに花がついたこと!


オクラの花、ムクゲに雰囲気が似ていて、これが野菜で無かったら、十分観賞用になるんじゃないかと前から思っているのですが、やっぱりきれいです。

ズッキーニは引き続き成長中、ただし、雨にうたれて大きくなる前に傷んだものも出てきました。

ヒマワリは、勝手に生えたものがひとつだけ、人間の背丈を超えて暴走中。7月初旬には咲いてしまうかもしれません。

地這い農法で地面に拡がり放題のプチトマトは、熟しはじめました。土に接する茎からは、フリンジのようにぎっしり根が生え、生命力を感じます。低いところに実がなる方が収穫に便利だろうと思っていたら甘かった。土にべたっとはりつくように実があると、赤い実に手が届きにくく、実を取るつもりが枝ごと折れてしまうことが多発しました。

敗北感を抱いて畑を後にしました。「青いトマトを無駄にしない手立ては?」と、インターネットを検索したところ、ジャムやピクルスになるようで、ピクルスに加工することにしました。ピクルスとは、西洋の漬物ですが、甘くて酸っぱい、夏向きの味です。


いちおう、作り方もご紹介
①青いミニトマト20個前後を半分に切って、塩をふって30分以上置く
②調合した酢(水と酢それぞれ100cc、砂糖40グラム、塩小さじ3分の1)をひと煮立ちさせて、
③①のトマトの水気をとったら、清潔な空き瓶に詰めて、[ニンニクひとかけ、ローリエ1枚、タカノツメ1個]も投入し、その上から②をそそいで瓶の蓋をしめる。
1日程度待てば、出来上がり。

リラクゼーションをうける

将来的にはリラクゼーションの仕事をめざして研修もされたIさんに網代の道場で、楽健法という施術をしていただきました。写真の通り、身体を足で踏んでいきます。

リラクゼーションは初体験です。右足の太ももの裏を踏んでもらうと、右の腰の重さが緩和され、軽くなりました。

お寺のご門徒・Sさんの知り合いの方で、練習台になってくれる方、練習できる場所を探していたそうです。「では道場を使ってください」ということで、きょうの開催となりました。

足つぼマッサージ

「気持ちよかったぁ~」「血流がよくなった」「手を踏んでもらうのは気持ちいいですね〜」と好評でした。

Iさん、Sさん、ありがとうございました。

クーラー設置に向けて

お寺の本堂にクーラーを導入することになりました。当面の間、お参りの皆さんにはマスクを着用していただくことになります。そうなると夏場は暑くて大変です。私もお経を読む際に、暑さを感じることが増え、いささか不安を覚えていました。

いま私と坊守が住んでいるお寺から徒歩30秒の古民家を再生してくれた大工さんが引き受けてくださり、来週、工事となります。

7.8月の法事・法要にお参りしていただくハードルが低くなればと思います。

チムグクル

6月23日は、太平洋戦争の末期、県民を巻き込んで行われた沖縄戦終結から75年目の節目の日でした。沖縄を盾にするという軍部の方針のもと、県民は戦いに駆り出され、県によると9万4千人以上の一般市民が犠牲となっています。

慰霊の日にあたり玉城デニー県知事が読み上げた平和宣言。そのなかに「チムグクル」という言葉がありました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2934194f5b88ad1e0a42cad63e270b6bbfc55589

深い想い、まごころを意味するそうです。

肝=チム。心=グクル

チムグクル、忘れず覚えておきたい。

本願寺派は、昨年、映画「ドキュメンタリー沖縄戦─知られざる悲しみの記憶 沖縄戦」を作っています。機会を見つけて上映会も計画したいと思います。

絶景と絶句

届け物があって田後→網代とドライブ。「ちょうど相談したいことがあったんだが」と。7/26の研修会も2人の方が参加していただけるとのことで、よかったよかった。

網代に向かう途中、城原(しらわら)海岸で思わず車を止めました。

これ以上ない天候、そして絶景。

網代の道場にやってくると、絶景ならぬ絶句! 1ヶ月前に徹底的に刈ったのですが、草の生命力はすごいものです。

草刈機を出動して、なんとかここまで回復しました。続きは、またあした。

網代では魚のあきんどさんのご門徒さんよりトビウオ&スルメイカのフライをいただきました。もらってばかりで恐縮です。

さて、草刈りをしたのには訳があります。実は、今度の土曜2時〜道場で小さな小さなイベントがあります。ヒントは、現代人の体の疲れを和らげてくれる…。様子はまた後日に。

33回忌のお勤め

昭和63年(1988年)にお亡くなりになって丸32年たってのご法事が33回忌です。

法事をしていただくこと自体、ありがたいことです。これ以降は50回忌までありません。

1988年は、まだ高校生でした。遠い過去のようでもあるし、たいして昔でもない気もするし。時の流れはまったくイナズマのようなものです。「ただいたづらにあかし、いたづらにくらして年月送るばかりなり」、「受けがたきは人身、あひがたきは仏法なり」との蓮如さんのことばが頭に浮かびます。

さて、うちの古民家の庭先で伸び放題になってしまっていた紫陽花は、

坊守の手によって本堂の供花となりました。花が立派! 境内にも紫陽花を増やしていきたいと計画中。

あるご門徒さんからウチは「カメムシ寺」と命名されています。それは冬に限定して、初夏の時期は「紫陽花寺」と呼ばれるようになりたいなぁ。

お寺の歴史について

7月の末に、お寺で研修会をひらきます。テーマは2つ。

一つは、住職から「念仏者の生き方」について。コロナが私たちに問うていることがさまざまあります。みんなで考える呼び水になればと思います。

もう一つは、西法寺の歴史について。本日、講師をお願いしているご門徒さんより話の一端を聞かせていただきました。以前に資料を当たっていただき、相当詳しく調べていただいていたのですが、アウトプット(内にあるものを外に出すこと)していただくのは今回がはじめてだと思います。お寺の成立は、地域の人びととの関わりがなくては成り立ちえません。島根や北陸の方から魚をもとめてやってこられた門徒の方がたに西法寺は支えられてきました。また、戦国時代は武士であった家が、武士から僧侶に転身した例もかなりあります。うちもその一つです。そのふたつのことをミックスした内容を約1時間お話ししていただくことになりました。非常に楽しみにしています。

「教えの話はあんただけえー。ワシは歴史の話だで」とのこと。研修会は、2つ目の話がおそらくメインだと思います。前座で飽きられないように、頑張らなければ!

コロナの影響をうかがう

ご近所のご門徒さんご夫婦からプチトマトをいただきました。普段は県外在住の方です。会社所有の農場で育てたそう。コロナの影響で市場に出せなかったということです。

鮮やかな色。見るからに美味しそう。トマトはあまり好きではありませんか、プチトマトは好きなんですよー。

非常事態宣言下では会社出勤は週1日、それ以外は在宅での仕事だったとか。今月末までは週2日の出勤と言うことでした。

「家にいるばかりで体が動かせず太ってしまった」「三食、ご飯を用意するのが大変でした」といったお話も。

さて、この変な形の野菜は?

ズッキーニとピーマンです。こちらは西法寺農園の作物です。十分に育ちきれずですが、味の方は問題ありませんでした。