4月最後の葬儀、そして5月へ

今日はご門徒さんのお宅で葬儀をおつとめしました。私自身、ご自宅での葬儀というのは3件目でほとんど経験がありません。ですが、仏間にはご本尊がいらっしゃるので、他に必要なことは特にありません。施主さんは床の間にも南無阿弥陀仏の大きな軸を掛けておられます。なかなか見事な筆づかいの軸でした。インターネットで見つけて気に入られ、買ったそうです。お仏壇の御本尊、そして、掛け軸を前に、故人さまを偲び、ご家族と共に手をあわせました。

この1月、別のご門徒さんの通夜・葬儀にも弔問してくださった方がお参りでした。その際、私がお配りした法名の意味について記した紙を読まれ、びっくりしたとおっしゃいます。昨日のお通夜の際にも、同様に紙を1枚お配りしました。私自身は故人さまを記憶し、そのあゆみと法名とつなげるということを心がけています。ささやかではありますが、これからも続けていきたいと思っております。もちろん生前法名をできるだけたくさんの方に本願寺より授かって欲しいという希望も持っております。

故人さまから見るとひ孫さんもお参りしてくれました。年齢は百歳近く離れています。この子らが平和に生きていけるだけの環境を守っていくことこそ、今の大人の最も大切な役割ではないでしょうか。

お寺での法要が3時過ぎに終わり、「お寺フェス」のチラシを岩井の共同浴場と郵便局、そして民藝店さんに貼っていただけるようにお願いに。地元の信用金庫さんも店頭に置いてくださるとのこと。

明日からはや5月です。お寺フェスは5月31日ですが、あっという間に巡ってくることでしょう。せっかくの機会ですので、少しでもつながりが広がるように頑張ってみたいと思います。

祝・開店1周年

昨日、医療生協の班会を開きました。血圧を測ったのち、体操の動画に合わせて私たちも身体を動かしました。インターネット上には、さまざまな高齢者向けの体操動画、脳トレがあります。それをこの度、発見しました(遅すぎ!)スクリーンとプロジェクター、パソコンがあれば何でもできそうです。室内で十分、身体を動かせます。世の中にでまわっている財産を活用して健康づくりに生かしていこうと思います。網代のサロンでも取り入れてみようかなと。

今日は夕方からお通夜、そして明日は葬儀となりました。両日とも、ご自宅の仏間でのお勤めです。昨年は葬儀の件数が、私が住職になった以降、最も多かった年でした。門徒さんではない方からの依頼が増える傾向にあり、今年ももしかしたら葬儀の多い年になるかもしれません。あてにしていただくのはありがたいことです。

きょうは祝日です。通常ならお休みの「お菓子 とわ」さんは営業日です。しょうがせんべいを買いに行くと、レジのところに「きなこもち」が。新製品?と思ったのですが、それにしては軽い。開店1周年の記念品、中身はミニタオルとのことです。

1周年おめでとうございます。これからも春を重ねていってください。

「つながる」ということ

昨日は網代布教所で「なもなもサロン」を開催しました。昨今の情勢もあり、ワンコインだったお弁当も600円に。お弁当屋さんも申し訳なさそうにされていましたが、こればかりは仕方がありません。それでも、お寺で開催しているサロンであることを考慮されて、いつも高齢の方に喜ばれる献立にしてくださいます。「鮭が美味しいで」「スーパーで買ったら高いで」と。私はひじきの煮物がうれしい一品でした。この「食べて、語らう」時間を長く続けるためにも、お弁当屋さんが頼りです。今後ともよろしくお願いします。

今回のサロンでは、通院の話題が主でした。目の治療のために県西部の鳥取大学医学部附属病院まで通っている方は、「米子駅での乗り降りが大変で……」とこぼしていらっしゃいました。コーヒー係兼お菓子係の私は、お供えのお菓子を持参したのですが、月初めの網代法談のさいのお供えのお菓子もたくさんあって、なかなか豪華なランチとなりました。

私自身はといえば、午後は慌ただしく過ごしました。1時過ぎに網代を出て、2時からの吉岡温泉での会合へ。その合間を縫い、20分ほど走って因幡斎場へ。直葬での読経を勤めさせていただきました。
初対面のご遺族から30分ほどお話をうかがいましたが、非常に考えさせられる内容でした。数十年ぶりの再会、そして別れ。「割り切れない思いもあったことでしょう。よくお見送りなされましたね」とお伝えしました。

その後、吉岡での会合に再び戻り、終了後にお寺へ。夜7時前、ご遺骨を持たれたご家族と共に境内の納骨堂へ納骨して、手をあわせました。「ずっと気になっていることがあって。誰も世話をしなくなった故人の実家のお墓でお経をあげてほしい」とのご相談をいただき、ゴールデンウィークに再会する約束を交わしました。

サロンでは、日常のつながりの大切さを感じ、
直葬からは、一旦切れたつながりが、こうしてまたつながることもあるのだと知るのでした。昨日のことは忘れないでおきたいと思い、少し、長文を記しました。

全てが終わり、仕事帰りに夕食を買ってきてくれた坊守と古家へ。昼間、放っておかれたネコたちに猛抗議を受けてご飯を与えるのでした。

お寺フェスに向けて①チラシをつくりました

5/31の「第4回 お寺フェス」のチラシをつくりました。刷り上がってくるのは数日後。ゴールデンウィーク中に、町内のご門徒さん、地元岩井のみなさんにお知らせしたいと思います。

本堂では落語、本堂の外には、フードコーナー、室内では健康チェック、しょうがせんべい販売、仏具の展示販売コーナー。網代の新鮮なカレイの干物はすぐに売り切れることが予想されますので、ほしい方はお早めに。

当日、よい天候になりますように!

境内の花々

近所の方が、「鹿にかじられちゃったー」と残念そうです。プランターの花が見事にありません。境内でも紫陽花を食べあさったり、時には納骨堂の花を丸坊主にしたり。それでも、境内では春の花が次々に咲いています。

いまは牡丹、藤、ツツジです。

藤棚では熊蜂が忙しそうにホバリング。藤の花は固く、力のある熊蜂くらいしか蜜を吸うことができません。熊蜂は花粉を体につけて次なる花のところでめしべに花粉をつけて受粉します。藤にとっても熊蜂はよきパートナー。相利共生です。なんとよくできたしくみなのでしょう。それにひきかえ、戦争までする人間のおろかさといったら。

熊蜂は藤の季節が終わるとサルスベリでみかけることになるでしょう。夏までのわずか1年のいのちです。しばらく境内を飛び回っていますが、刺すことはほぼありませんので、ご心配なく。

納骨堂説明会をひらきました

今日はさわやかな天候に恵まれました。午後、本堂にて、この秋に建設を予定している納骨堂の説明会をひらきました。30名をこえるご門徒さんの参加がありました。

私から建設を計画するに至った経緯をお話ししました。
「この数年、境内にある納骨堂を利用される方が増えており、空きスペースがほとんどない状況です」「2年前にご門徒さんに『これからの西法寺について』アンケートをお願いしました。その回答の中で、家族単位で利用できる納骨堂を希望される方が多くありました。『お墓じまいを考えたことがある』という回答も約半数の方からありました。そうしたご要望に沿った形で境内の整備計画を役員会で相談し、この秋、新たな納骨堂を建設することになりました」

ついで建物と納骨堂に納める納骨檀づくりにたずさわっていただくシャローム建築さんより説明がありました。図面と共に3Dソフトを使って、納骨堂のイメージをわかりやすく示していただきました。「既製品ではないオーダーメイドの納骨堂、納骨壇をつくりたい」との説明を心強く、ありがたく聞かせていただきました。

QRコードを読み取って回答するアンケートを坊守が作成。説明会で出された質問・提案、そしてアンケートに寄せていただいたご意見を納骨堂に生かしたいと思います。

本日の説明会を受けて役員会で再度相談、そして8月末か、9月初旬に2回目の説明会を開きたいと考えています。

納骨堂建設のためには、建設予定地から半径100メートル以内にお住まいのみなさんの承諾が必要です。この数日、お願いして回っているのですが、「喜ばれるんじゃないですか」「いいものができるといいですね」と期待の声をいただいています。

ご門徒さん、業者さんの力を借りて、みなさんに安心していただける納骨堂を作っていきたいと思います。

ホームページ7周年

2019年4月24日にスタートしたお寺のホームページが7周年を迎えました。地方の小さなお寺の日常ですから華々しいことはありません💦 ささやかな話題を、つづく限り毎日更新していきたいと思います。みなさん、今後ともよろしくお願いします!

同級生の嘆き

明日、境内の整備計画について1回目の説明会があります。朝からその準備にとりかかり、その合間、ホームセンターに印刷用の紙を買いに行き、隣のスーパーへ昼ごはんを買いに。ポイント5倍デーのようで、多くの方が買い物にお見えでした。店内で、バス会社に務めている中学時代の同級生Kくんの姿を発見。午後から深夜までの仕事に出かける前とのこと。何度かバスを利用しているので、「高くなって申し訳ない。なるべく値上げしたくないんだけど、せざるをえなくて」と。「もうかっているところからとることをしないで、僕らみたいな中小をいじめるようなことばっかり政治はやってる。誰に文句いったらいいんだろう」と嘆き節です。「まあ石破さんにいっても無理でしょう」と私。向いている方向が違うのです。Kくん、安全運転に気をつけて!

寺に帰って作業を続行。ほどなくご門徒さんがお見えに。高齢の親御さんの状態が思わしくなく、「もしものときにはお寺で葬儀をだしてほしい」とのことでした。お寺で葬儀をお勤めする機会が増えています。「使用料はどうすればいいですか?」とのおたずねでした。今の本堂は、ご門徒さんのご厚志もよって平成17年に修繕されました。テレビ朝日系列の「ビフォー・アフター」ではありませんが、「なんということでしょう」と驚くほどのリフォームなのです。ですから、「使用料は必要ありませんよ」とみなさんにお伝えしています。

午後にはもう一件、葬儀に関わっての相談がありました。

明日は午前中四十九日法要、そして納骨とあり、午後、境内の整備計画についての説明会となります。

週末が過ぎれば、月曜はサロン、火曜日は医療生協の班会と続き、29日からはゴールデンウィークです。「お寺フェス」のチラシも月末までには完成する予定です。GWは法事も予定されていますが、「お寺フェス」のお知らせに取りかかろうと思います。

「死の商人」になるのか

ついにというべきか。高市政権は武器輸出に公然とふみだそうとしています。

戦闘機や艦艇、ミサイルまで。
紛争当事国であったとしても「特段の事情」があると政府が判断すれば輸出できるそうです。こんな重大なことが内閣の「閣議決定」のみで可能となる。


高市首相は、「経済発展にもつながる」などといっています。あぜんとします。自民党に莫大な献金をしている防衛関連産業はおおよろこびなのでしょう。
小泉防衛大臣は、「日本の平和国家としての精神は変わらない」と何の根拠もなく答弁。

「兵器の輸出をして金を稼ぐほど落ちぶれてはいない」
首相も務めた宮沢喜一氏は外務大臣の時代、このように答弁したそうです。

日本は「死の商人」への道を進むのでしょうか。それは、世界のどこかで戦争や紛争が起こることを喜ぶような国に落ちぶれることになるのでは。

世論は武器輸出をのぞんでいません。高市政権が強くのぞみ、国のあり方を変えてしまおうとしています。そんなことをする権限を有権者はあたえた覚えはありません。

「平和国家」という大切な理念をゴミのように高市首相は捨て去ったのです。なぜ総選挙を突然やったのか。多数派をとってこういう政策を推進したかったのでしょう。有権者は中身も示されないまま、あおられて「推し」てしまいました。

「月刊住職」4月号の住職アンケートで、「高市政権にいちばんいいたいこと」との問に、「憲法を改正しアップデートを」「国防を充実させてほしい」「不満はない。頑張ってほしい」「中国に対する強い対応(を期待)「真の保守として、日本の伝統を守ってほしい」という声。その一方、「非核三原則を守ってほしい」「戦争をしないでほしい」「危うさを感じる」といった声も。住職もさまざまという気持ちで読みましたが、非戦・平和への想いが多くありました。今回の武器輸出の解禁を受けて「こんなことをするのはまずいのでは?」と危惧する住職がもっとふえるのでしょうか。

楽しく集える場を

昨日の午後、市内のお寺で会合がありました。


本願寺派鳥取因幡組(そ)の執行部と、教化団体のみなさんとの打ち合わせです。
教化団体というのは、各寺院の役員(総代)、ご門徒さんが集まり、研修や法座を行なう集まりのことです。総代会、壮年会、婦人会、寺族婦人会などが活動されています。また今年4月から始まる連続研修会のように、教えを学び、交流を深める集まりもあります。そうした団体の代表の方に、1年間の活動の振り返り、今年度の進め方について説明していただきました。それを受けて5月に組会(そかい)という全体の会議が開かれます。

こうした団体があることこそ、本願寺派の強みといえるでしょう。運動を持続させ、継続させていくことはもちろん大変ですが、それぞれの場が、楽しく集える場として今頑張っておられることが何より大切であると思います。

会議は2時間ほどで終了。帰りがけ少し歩くと、お寺の前を流れる袋川にたくさんの鯉のぼりが。

毎年、地域の方、商工会議所などが行なっている子どもの日に向けた取り組みです。来られた方が喜ぶ顔を想像しながらの作業は楽しいのではないかなと思います。市内中心部はシャッター通りで、閑散としていますが、ここは鯉たちのおかげで、すごくにぎやかで元気な空間になっています。

さまざまなところに、手作りの楽しく集える場があり、私たちの日常をささえてくれているのだなと感じる午後でした。