NHKの「小さな旅」で

昨日(9月29日)の朝、NHK「小さな旅」で網代が紹介されました。

タイトルは「なだばたとお地蔵さん」

昨日朝にお参りされた網代の方は、「知り合いがたくさん出ていた」と話していました。

浜辺をなだばたと地元では昔から呼んできました。海に暮らし、なだばたに集まって話し合い、助け合って生きてきた網代の方達の姿が映し出されていました。

あら汁がうまいんですよ。

毎週のようにお邪魔している漁協婦人部の店「なだばた」も紹介されていました。

そして、あきんどさんと呼ばれる女性の姿。トラックでお得意さんにあがったばかりの新鮮な魚を届ける方達です。いまも10人ほどの方があきんどさんとして働いています。

海の安全を祈願するお地蔵さん。部落内各所からなだばたに集め地蔵さんを洗い、お祀りし、祈りをささげます。地蔵盆を網代の方達は大切にされています。来年はぜひ行ってみたいと思いました。

網代の全景。ふだん、こんな角度からみることはないです。ただただキレイでした。

「幼虫のなる木」

動物担当の坊守です。

キンモクセイとギンモクセイが、それぞれ小さな花をつけはじめ、甘い空気が漂っています。いい匂い好きなので、帰宅してからも家の中に入るのが惜しく、しばらく庭にしゃがんで雑草を眺めていました。

すると、この夏勝手に生えてきたナゾの幼木に、アゲハチョウの幼虫がスズナリではないですか!


「幼虫のなる木か?!」とありえないことを一瞬考えました。

アゲハたちは、柑橘類か山椒系の葉について育っていきます。
東京のマンションのベランダに置いてあった小さな小さな山椒の植木にも1匹、アゲハの幼虫が棲みついたことがありました。
ごまんとある植物の中から、チョウがどうやって、適切な木を選ぶのか、不思議でした。

その話を、理科の教員だった妹にしたところ、
「アゲハチョウの幼虫が食べられる種類の木かどうかを、お母さんが卵を産む前に、足先で葉の味を確かめて調べる。同時ににおいや見た目でも確認してるらしい」
というのです。
味覚はハチやアリでは触覚にあるが、チョウやガやハエでは脚先の「ふ節」にあり、アゲハチョウは脚でちょっと叩く感じで葉にキズをつけてから、味を確認するそうです。

手で味わう?はあ、なんて不思議なこと。
いや、人間の常識は、ホントにせまいものなのだと考えた方がいいのでしょうね。

近いうちに、彼らは食糧難に直面するはずなので、柚子の木にうつしてやるか、柚子の枝を挿した瓶でも近くに置いて、サナギになるまで応援したいと思います。

何をしでかすかわからない

関西電力の経営幹部が、2011年以降の7年間に渡り3億2千万円の金品を受け取っていたことが報じられています。

元は利用者が負担する電気料金。それが原発関連工事に使われ、建設会社から手数料として福井県高浜町の元助役に3億円が支払われ、元助役が3.2億円を経営幹部に渡したのではないか、という疑いがもたれているようです。

こういう事件を目にするにつけ、「歎異抄」を思い起こします。

この身がある限り、状況によっては何をしでかすかわからない。それがわれわれのありようなのだ。

親鸞聖人は、唯円にそう語るのです。

莫大な原発マネーも、もとは自分たちのお金でなく電気料金です。それを動かせる立場にあるのが経営幹部であり、推進に躍起になっている方達が巨額のマネーにほんろうされて、まともな感覚を失ってしまうのではないでしょうか。

いわば、悪縁のなかでこのような事態が起こっているのでしょう。

電気は危険でコストの高い原発頼みにせずとも生み出せるのです。原発推進をやめることが、このような悪縁を断つ道であると、私は思います。

若い僧侶の話をうかがう

きょうは鳥取市青谷の願正寺で研修会がありました。

昨日は松江、きょうは青谷と移動してばかりのような気もしますが、何事も勉強です。

研修会で話された住職の息子さん2人はいずれも僧侶。若いのに大したものです。お父さん、お母さん、そしてお寺との関わりを大切にされている地域の中で育てられたのでしょう。

弟さんは県外の寺院にお勤めです。厳しい環境のもとで、いわば修行僧のような生活を送られているようでした。浄土真宗にも、なかなか厳しい環境があるのですね。

野球に打ち込まれ、甲子園にでたこともあるというお兄さんは、目標をもち、それに向けたチームになること、その際、相手を思いやることが大切と、スポーツを通じて得た実感を語っていました。勝ち負けだけにこだわらず、人を育てること、こころを育てることにスポーツの目的があると話されていました。京都にお住まいとのことですが、何年かののち、「大好きな鳥取に帰ってきます」。

お父さんはハラハラしつつ聞かれていたようでしたが、表情はにこやかでした。

よい体験をさせていただいた2日間でした。

願正寺は、妙好人として有名な源左さんで名の知れたお寺さんです。若い頼もしい2人の姿を、きっと源左さんも、なんまんだぶ、なんまんだぶとよろこんでおられることでしょう。

あすは法事が2件。源左さんをならって、ようこそようこそと感謝の気持ちをこめてお勤めします!

伝わる言葉、届く言葉で

きょうは松江に行ってきました。松江は島根県の県庁所在地です。鳥取島根の位置関係はあいまいになりがちですが、鳥取は東側、島根は西側です。

松江に行ったのは、2019年度山陰教区公聴会という会に出席するためです。

みなさんには?という集まりだと思いますが、本願寺派の事務方の責任者の方、僧侶を養成する部門の責任者の方も参加して現状と課題を報告し、地域の僧侶や坊守、ご門徒さんの代表の方達がそれへの意見を述べるという、いわばキャッチボールのような場でした。毎年開かれているそうです。全国に教区は31あり、10/4まで各地で開催するとのことでした。

私は初参加でした。僧侶をどう養成するか、住職をどうサポートするのか、賦課金のあり方について(本社に納めるお金といえばわかりやすいでしょうか)など報告がありました。どんな課題があり、どう向かっていこうとしているのか本願寺派の方針を聞くよい機会になりました。

最後に責任者の方から、「仏教の言葉が伝わっていない。通じる言葉で教えを語り直す必要がある。私たちは自己変革の必要に迫られている」との力説がありました。

それは本当にその通りだなと思います。

生き生きとした言葉は、テクニックもあるけれど、自分にいかに引き寄せられるか、自分の言葉になっているのかにかかっていると思います。

先日、桂吉弥さんの落語を聴いたせいなのか、「砥いで出てくるのは、塗り重ねたもんだけや」との「ちりとてちん」のフレーズが頭にうかびました。

これはわかる人だけに伝わればよいのですが、会には刺激を受けて帰ってきました。

それにしても松江というところは水が豊かで、いいところですねー。次はぜひ観光で来てみたい。

松江駅に瑞風が停まってました。

秋らしい一日でした

10/26から27日にかけて西本願寺への参拝をかねた一泊旅行を計画しています。午前中、参加される予定のお宅に案内を持ってうかがいました。

日程をあやまって覚えていた方もいらっしゃったので、行った甲斐がありました。

それにしても今日は良い天気です。

網代から田後にかけての海岸線も絶景でした。

車の往来は少ない道ですが、散歩している人、バイクのツーリング、競技用の自転車で走っている方、道脇の畑仕事に精を出している人の姿が。きょうは何をするにも最高の天候でしょう。

岩美町は夏の海水浴、冬場のカニが有名ですが、9月末から10月にかけての景色・気候の良さはまた格別だと思います。

きなんせ、岩美へ。

介助用品がやってきました③

玄関用の手すりですが、先日、搬入していただいた用品では玄関から上がる框(かまち)の部分が広い西法寺には小さすぎました。

そこで本日、手すり部分の長いタイプのものを持ってきていただきました。

これならば上がるのも下りるのもずいぶん楽になるのではないかと思います。