午前中、秋の彼岸法要を17名でお勤めしました。
本日のご講師さんは、姓が徳川さんです。
「徳川と関係があるのですか」と控室でお聞きしたところ、「ではそのこともお話ししましょうか」。
江戸時代に、お寺に徳川家の関係者が坊守として入られ、それ以降、徳川と名乗ったというお話でした。島根県に徳川さんは2軒、1万をこえる浄土真宗本願寺派寺院の中で徳川という姓は他にないそうです。
ご講師さんは、室町から戦国、そして江戸時代の初めにかけて、本願寺が歩んだ歴史を語られました。私もこの6月に本願寺の歴史というテーマでお話しする機会がありました。ですから、興味深く聞かせていただきました。本願寺は、戦国時代、織田信長と戦をし、長島の一向一揆は2万人の門徒が信長軍に殺害されるという大変な歴史を背負っています。そこまでして守り抜いてきた信仰のバトンが今日まで続いているということです。もしかしたら、今日は、その時代にもまして、次の時代にバトンを手渡すことは容易でないのかもしれません。親鸞聖人のみ教えをいかに引き継いでいくのか、そんなことも考えさせられたご法話でした。