昨日までの厳しい猛暑からうって変わって、窓を叩くような激しい雨が降っています。
毎朝、NHK BSの「ワールドニュース」をみるのですが、連日、アジアの放送局がネパールで起きた大規模な土石流を大きく報じています。
世界を襲う熱波や洪水、そして多くの命を奪ったネパールの土石流。痛ましいニュースを見るたび、気候変動の脅威が及んでいることを実感します。
「世界の屋根」と呼ばれるヒマラヤ山脈は、北極・南極に次ぐ豊かな氷雪の地です。しかし、地球温暖化によって高所の氷河や岩盤が不安定になり、今回の大惨事につながったと考えられます。
ネパールの温室効果ガス排出量は、世界全体のわずか0.01%以下。対する日本は、約3%を排出しています。出す側と、受ける側。地理的な条件ゆえに理不尽な被害を受ける現地の人びとの姿に、これは決して「遠い国の人事」ではなく、私たちの「自分事」なのだと強く痛感させられます。
ちょうど昨日、国連環境計画(UNEP)から、あと数年で世界の気温上昇が1.5度に達し、自然災害の危険がさらに高まるという報告書が出されました。
国連は「前例のない行動を」と呼びかけています。今こそ、私たち先進国に生きる一人ひとりの、責任ある選択が問われていると思います。