電気ショックをうける

今日は前住職の通院日でした。

ここ数ヶ月、不整脈(心房細動)の治療薬を服用してきましたが、今日は電気ショック(電気的除細動)による治療を行う日です。待合室で待機すること1時間。処置室から出てこられた担当医の先生から、「無事に通常の脈に戻りました」と報告を受けました。朝8時半前から病院を訪れ、2つの診療科を受診したあとの治療だったため、すべてが終わったのは午後2時を過ぎた頃でした。

先月は、血液内科や腎臓内科の先生を前に「これが最後の診察かもしれません」などと口にしていた前住職ですが、そうはなりませんでした。暑さも峠を越し、懸念していた脱水症状も見られません。肝臓や腎臓の数値も改善しているようです。それにもかかわらず、医師から体調を尋ねられると、相変わらず「悪い」と答えるのがいつものお決まりとなっています。

長い待ち時間になることは分かっていましたので、今日は尾崎翠さんの『第七官界彷徨』を持参しました。3分の1ほど再読。主人公の町子が赤い縮れ髪を三五郎にバッサリと切られる傍ら、同じ部屋で二助が肥料を鍋で煮ているというシュールな場面です。ついクスッと笑ってしまいます。

ご門徒のみなさんはよくご存じかと思いますが、前住職は十数年前から、自身の病気のことをオープンに話す人でした。しかし、ここ数年は法務を務めることもなくなったため、法事にお参りされた方や、特に学校の教え子だった方から「前住さんはお元気ですか?」と尋ねられることが少なくありません。

そんな時、私はいつも「年相応ですよ。毎月通院しているので、体調はしっかりと管理されています」とお答えしています。今回の心房細動も、毎月の定期的な通院があったからこそ発見され、適切な治療を受けることができました。

老いを生きる日々に何が起こるのか。見守り、知ることもまた、私にとって大切な勉強です。

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投稿者: 西法寺

西法寺のHPを管理している釈大朗です。よろしくお願いします。

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