11時過ぎから、アルゼンチンのメッシ選手の試合をテレビに釘付けになって観ていました。なんと1試合で3得点、圧巻のハットトリックです。今年38歳になるとはとても信じられない大活躍に、ただただ圧倒されました。
すごいものを見させてもらったなあとそのまま昼休みにすることに。昼食を食べながらワールドカップ中継後の番組「みみより!解説」に目をやると、今度はガラリと毛色の違うテーマが流れてきました。アメリカの若者の間で「AIに期待しない」という冷ややかな見方が広がっているというのです。大手企業によるAIを理由にした人員削減が進み、雇用不安が直撃しているのがその理由でした。
問題はそれだけではありません。AIのデータセンターが消費する莫大な電力と水が環境に大きな負荷を与えており、一時建設停止に追い込まれる州もあるそうです。日本でも国会で「データセンターを環境アセスメントの対象にすべきだ」という議論が出たとのニュースで知りました。一つの施設だけで小さな県の年間消費電力量を超えるという事実が指摘されており、「えっ?!」と。
私たちはどうしても、「AIがいかに便利か」というはなやかな側面ばかりに目を奪われがちです。かくゆう私もその一人でした。しかし、AI最先端のアメリカでいま起きている現実を知り、技術の進歩の裏側にある影に、ハッと我に返るような思いがしました。