昨日の午後、本堂で研修会が開催されました。鳥取東部の本願寺派寺院で総代(役員)を担っていただいているご門徒の方が、30名近くお越しになりました。

私からは「お寺を心の居場所・拠り所に」というテーマで、1時間ほどお話しさせていただきました。日頃から「お寺を支えたい」という思いを抱いてくださっている方々です。暑い中、熱心に耳を傾けてくださるそのお気持ちを無駄にしてはならないと、強く思いながらお話しいたしました。ですから声が大きくなり、話し終わるとぐったりしました。
右も左もわからぬまま自坊に戻ってきた2018年の春以降、同じ本願寺派の寺院に学んだことを、一つ一つ実行に移してきました。ご門徒さんによびかけての境内清掃、エアコンや椅子・机の設置、ご葬儀の際に一緒に読める経本の配布、玄関の介助用具の用意など、すべて他のお寺のいいところを真似させていただいたものです。
「お寺フェス」もその一つです。境内で縁日のような行事をされているお寺があることに衝撃を受けました。「西法寺ではどうすれば開催できるか」を役員会で相談し、1回目を開催したのが2023年のことです。キッチンカーで仕事をされているご門徒さん、魚の行商をされているご門徒さん、坊守が働く鳥取医療生協のみなさん、そしてプロの落語家さんのもとで稽古をつけてもらっていた友人。つながりによって実現できたイベントでした。
また、本願寺が主催する「寺院サポート講座」に出席した際、数年先を見越した寺院運営を意識することの大切さを実感しました。そこで、みなさんにアンケートをお願いし、そのご希望をいかに形にするか役員会で相談を重ねてきました。その結果、寺院葬の説明会や、今年の納骨堂建設といった具体的な形へと進めることができました。
研修会でもお伝えしたことですが、「学ぶとは、真似ること」です。
そして、実際にやってみることで、多くの発見がありました。「お寺フェス」を開催したことで、健康問題に強い関心を持っていることが分かり、これが「サロン」や医療生協の班会のスタートへとつながりました。
研修会の終わりに、西法寺の役員さんが「これからも住職と一緒にお寺を盛り上げていきたい」と発言してくださいました。
「お寺を心の居場所・拠り所に」という目標を胸に、みなさまとともに歩む日々を大切に過ごしていきたいと改めて誓った研修会でした。