尾崎翠の生家・西法寺に高校生が

午後、地元の高校生15名ほどが、授業の一環で尾崎翠(みどり)について学ぶためにお寺へやってきました。翠の生家が西法寺だからでしょう。

講師の方が、彼女の生涯や作品について、朗読を交えながら丁寧に説明してくださいました。ただ、興味があって自主的に来たわけではなく、あくまで「授業」の一環。高校生たちには少し気の毒な時間ではないだろうかと。

私もあいさつを求められたため、少し角度を変えて「みんな、来年『学校を辞めて結婚しろ』といわれたらどうする?」と問いかけてみました。
すると、ノリの良い男子生徒が「する!」と一言。

翠の生きた時代は、女性は10代で結婚するのが当たり前でした。そんな時代に、彼女は自分の夢を追いかけたこと。学生時代、良妻賢母を押し付ける授業中には、机の上に小説を並べて寝ていたという、私の大好きなエピソードを紹介しました。

今よりもはるかに人生のレールが狭かった時代に、小説家になる夢のために自分のやりたいことをとことん追求した女性。今でいえば、まさに「推し」のために生きたような人ではないかと思います。

「そういう想いがある人なら彼女の小説は響くけれど、すごく現実的なことを大事にしている人には響かないかもしれないね」といった話をさせていただきました(だから、私も読むのに苦労がいるのです笑)。

来週も15名ほどの高校生が来寺します。来週はどうしたものか…。

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投稿者: 西法寺

西法寺のHPを管理している釈大朗です。よろしくお願いします。

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