午前中は新しく仏壇を購入されたご家族の入仏(にゅうぶつ)法要がありました。ご主人は70代半ばまで漁師として働いていたそうです。長年の労をねぎらうかのように、感謝状が部屋に飾られていました。
午後はお寺の通信のインタビューのため町内のご門徒さんのお宅へ。郵便配達員として40年にわたり勤務された方です。「委託をしていた集落を除いて町内の95%の家は覚えていましたよ」とのこと。台風の日も、豪雪の日も配達をされたそうです。
長年にわたり一つのことに打ち込む、地に足をつけた仕事にあたる方たちのおかげによって、私たちの日常は守られているのです。深く感謝。