出雲市民会館で、浄土真宗本願寺派山陰教区の親鸞聖人御誕生850年立教開宗800年慶讃法要がありました。山陰両県から600人近い僧侶・門徒が集まりました。会場の定員は1200名ですから、座席は一つおきに座る形でした。
来年3月から5月にかけて西本願寺で本番の法要があります。新たに経本「新制 御本典作法」がつくられ、今日はそれを使っての法要でした。はじめて目にする偈文もあり、行きの車のなかでCDをかけて練習してきましたが、難しいところもありました。
会場内は撮影はご遠慮をとのアナウンスがあり、残念ながら写真はありませんが、市民会館のステージには中央に大きな阿弥陀如来、左右に親鸞聖人と蓮如上人の軸がかけられ、それぞれの前に仏具が飾られていました。ステージを本堂の内陣に見立て、私たち参拝者は外陣に座っているという形です。ただ、お寺の本堂は、内陣がほんの少し高い位置にありますから、今日は逆ですね。
お勤めのあとは記念布教、そして、月亭方正さんの落語(大いに笑いました)、釋徹宗さんと月亭方正さんによる落語の中の浄土真宗をテーマにした対談と続きました。月亭方正さんは対談のなかで、「落語家になって感謝しかありません」「オレがオレがというのがなくなりました」と先輩方、そして落語に感謝を口にされていました。合掌する姿もていねいで真似しなきゃと思うほどです。
岩美町から出雲市まで往復6時間かかります。午後4時半終了。これから帰ります。ドライバーをつとめてくれたYさんは、「出雲に行けて、法要にお参りできてよかったです」と。ありがとうございました。
来年5月28日には西法寺の法要を予定しています。せっかくのごえんですから、皆さんにお参りしていただけるよう準備したいと思います。