坊守です。
2022年もよろしくお願いいたします。
今日は、網代と田後の2カ所で修正会(しゅしょうえ)をおつとめしました。


この、お正月のお勤めは、今年で3年目。正信偈を皆でよんで、住職からプチ法話をして少しお茶を飲んで、1時間と少しの集まりです。
プチ法話では、詩人の金子みすゞの「お仏壇」という詩をとりあげていました。
みすゞの詩には、ハッとさせられる視点がありますが、この詩は念仏者だった彼女のおばあさんの信心が、孫娘のみすゞにもしっかり伝わっていることがあらわれています。
修正会に出てみて、年末からバタバタ落ち着きなく過ごしたせいで、新年の抱負に考えが至っていないことに気づきました。ことしは、家族も自分も病気をせず、微力ながらお寺のことに関わっていきたいです。あと、コロナ禍で困難に陥っている方の支援も続けますが、新型コロナは、今年で収まってほしいと思います(これは、新年の決意でなく願いですね…)。
なお、田後では、いつもの薬師堂さんをお借りしての実施で、たくさんの階段をあがって、息もあがったままでお経本を開いたので、調子っぱずれになりました。体力維持も課題です。
