心配の極みなのです

きょうの33回忌のお参りでのこと。ご門徒さんが、「阿弥陀さんは前屈みになって立っていると話されたけど、どういうことですか?」とお尋ねでした。

法要の趣旨を表した文(表白)で、そのことに触れているので、関心をもたれたようです。

そこで、実際に阿弥陀さんを横から見ていただきました。

「たった今、私の方から救っていくぞ」とのお姿なのです。それほど私たちのことが心配だから。心配の極みのお姿です。

そのお姿に触れた時、自然と手が合わさり、頭が下がり、なんまんだぶがでてくるのではないでしょうか。そして仏さんの心に、ほんのすこしではあってもかなう生き方をさせていただこうとの気持ちが湧いてくるのではないでしょうか。

ご門徒さんに説明しつつ、いつも自分に言い聞かせているのです。

お参りいただいてありがとうございました。

投稿者: 西法寺

西法寺のHPを管理している釈大朗です。よろしくお願いします。

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