庫裏の裏の雪かきに午後から取り掛かりました。
先日は室外機を救出しましたが、もう一つ、埋もれたままの室外機までの雪をかきました。


約2時間かかりました。大仕事でした。
屋根から落ちた雪は固まっていて、まるで氷のようでした。
雪かきをしながら、「氷多きに、雪多きだ」と文句をいうのでした。
「罪障功徳の体となる こおりとみずのごとくにて こおりおおきにみずおおし さわりおおきに徳おおし」(親鸞聖人の和讃)
「氷多きに、雪多き」とは作り替えです。
いやいや、軽口のように言ってはいけないですね。
罪や障害があるからこそ、それが転じた時、功徳も多いのだと言っています。
なんかすごいことを言っていると思いませんか。
自分自身の日々の言動、生活で考えてみるとどんなことが当てはまるでしょうか。
煩悩から人間は逃れられないということを自覚して、それでも、他者のことを思い、様々な課題に向き合っていくことの大切さを、この和讃から学ばされています。