鬼とは誰のこと

きょうは節分です。最近では恵方巻きを食べる日として認知されているようで、鬼の出番も減っているのかもしれません。かくいう私も、スーパーの恵方巻きコーナーで買ってしまいました。

ついでに最寄りの道の駅によったのですが、豆の売り場にドーンと鬼がいて、笑ってしまいました。

鬼は隠れていて普段は現れないので、もともとは隠(おん)といい、それから鬼になったそうです。

ツノを隠して生きているのはだれなのでしょうか?

貪(むさぼり)という煩悩に引きずられて、よろこびを失い、不足だけで生きている「いのち」を餓鬼といいます。

だとすれば、鬼は私であり、世界中にあふれているのではないでしょうか。

節分は、みんなが鬼であるという自覚を新たにして、みずからを見つめ直す日にするというのはどうでしょうか。

投稿者: 西法寺

西法寺のHPを管理している釈大朗です。よろしくお願いします。

“鬼とは誰のこと” への 1 件のフィードバック

  1. 何かを極めた人のことを
    「〇〇の鬼」と、呼ぶこともあったと思いますが、最近はあまりききませんね。
    この前聴いたラジオで、豆まきの言い方をバージョンアップしよう、というお題に対してリスナーから「鬼はワタシの心の中!」とか、「鬼の多様性を認めよう」とかいう投稿がありました。鬼も悪い存在ではなくなってきたのか

    いいね

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