お寺の境内に隣接する大きな杉の木があります。傾斜地に立ち、台風や暴風の際には大きく揺れ、以前から区に伐採してもらえないかとお願いしていました。先日の区議会で議案となり、了承され、本日、業者の方が伐採されました。お葬式のおつとめから帰ってくると、そこにあったはずの大木がなく、びっくり。たいへんな早業です。
この杉の木は建材にはできないとのこと。手入れがなされておらず、節ばかりなのだそうです。植えっぱなしなのです。


お寺の裏、愛宕山も樹木の手入れがなされておらず、うっそうとしています。私が子供の頃は、山の風景はもっときれいだった記憶があります。
ヨーロッパでは林業教育が行われ、林業者がスポーツ選手と並ぶほど憧れの職業の一つだと聞いたことがあります。山から注ぐ水が川に流れて海に至ります。いい山、適切に管理された森は大切な財産だと思うのですが。