一昨日から、本堂に掲示する年回法要の札紙を筆ペンで書いています。来年用です。字は相変わらずうまくないので、せめて丁寧さを心がけていますが、なかなかです。
それにしても。
名前というのは年代によって特徴があるものだということがよくわかります。ずいぶん以前に御往生された方のお名前には、蔵、義、岩、寿、忠、強、重といった漢字を見つけることができます。若い人たちの名前ではあまり見かけない漢字ではないでしょうか。でも、歳を重ねるとしっくりくる名前のようにも思います。
ちなみに、2021年に生まれた男の子の名前、いちばんよく使われたのは蓮(れん)、女の子は紬(つむぎ)ということです。
蓮はいつも上位になっていますが、音の響きがいいんでしょうか? 法名にも多く使われる漢字ですが、なかなか書くのが難しい字なんですよね。
