午前中は今年最後となる年回法要のお参りでした。コロナ禍のなか、ことし年回法要にお参りしていただいたご門徒さん、そして縁者のみなさん、ありがとうございますという気持ちで読経しました。ふだん以上に大きな声が出たように思います。
午後は会合があり、出かけてきました。コメ農家の方や道の駅に野菜や漬物をだされている方もいらっしゃいました。米農家の方には、「ちょうどよかった。こんど玄米30キロもってきてください」とお願い。農家さんは秋に収穫前の田んぼをイノシシに荒らされ、収穫がへったそうです。せめて買って応援なのです。別の方からは、「これ、持って帰って」とたくあんと麹漬けをいただきました。手作りの柚子皮のピューレが会合のおやつでした。
次の月曜には、今年の漢字も発表されます。昨年は「密」でした。今年はどうなんでしょうか。
人とのつながり、地域とのつながり、自然とのつながり…。さまざまなつながりの中で生かされているのだなという、当たり前だけれども忘れがちのことを教えられる。今年はそんな一年だったなと、少し早いですが振り返っています。
選ばれることはないと思いますが、「繋」が私の今年の漢字です。
オリンピックのある年は金が選ばれる傾向にありますが、私は「会」ではないかと。少し会えるようになったけれども、まだ会えない、早く会える日が来るといいな、という意味において。