坊守です。
昨日の午前中は、郡部の議会に陳情書を出しに行きました。
内容は、1月10日のブログに書いた、公立・公的病院の再編・統合リストのこと。厚労省が全国424カ所の病院を名指ししたというアレです(年明けに440カ所に修正されたそう。増えてますよ)。
1月13日にあった学習会に出てみて、「知識を得ただけではなく、できることをしたいね」と有志で検討。
12月に岩美町、日南町、南部町とリストにあがった病院を持つ町の議会が、国に対して「あれは撤回してくれろ」と、意見書をあげた話をきいたので、ほかの市町村からも意見書を出してもらうように頼んでみよう、となりました。
陳情や請願の制度のことは知っていましたし、とりくみを取材したこともあります。が、いざ出す側になると、視界が変わりました。
「住民の皆さんの声が大事」「ご意見をお気軽にお寄せください」というフレーズ、自治体当局や政治家がよく言っているような気がしますが、
「実際はハードル高いぜ」というのが感想です。
まず、自治体によって書式やしめきりのルールが微妙に違います。郵送でいいところ、議会までいって議長さんに説明しないと扱ってもらえないところ…。陳情と請願は同等に扱うが、複数の議員の賛同がないと審議にかけられず、議員に資料として閲覧されるだけ、という議会もありました。
行政には、さまざまな「当事者」が色んな意見を寄せてこそ、皆が暮らしやすい環境になるんじゃないかと思いますが、困りごとを抱えている時は、余裕もありませんから、ますますこんな作業、できませんよね。
「陳情をしやすくする陳情」…なんてアリだろうか?
さて、わたしの昨日のミッションの方は、議長さんたちから大いに共感もされ、ご一緒した地元の方が素敵な喫茶店にお連れ下さるという、楽しいものとなりました。請願や陳情の方法は、市町村ごとに一覧にしておきました。

鳥取に来てから、クルマの運転や雪かき…色んな初めてに出くわすものです。あ、お寺の仕事もそうか。
だんだん岩美町色に染まってきましたね
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いまに関西弁もなりをひそめて、
「だで」とか「だが」とか、言い始めるかもしれません。
地元、大事です
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