思いがけず遇う

今日、鳥取市内で、高校時代の旧友と偶然に再会しました。

私の方は覚えていなかったのですが、、、。

お互いにびっくりしたのはいうまでもありません。

こういう場合は普通「会」うを使うのだと思います。

親鸞聖人は、思いがけない出会い、特に、法然聖人との出会い、阿弥陀仏のみ教えとの出会いを、

「遇」う、という漢字で現されています。

思いもかけず出会うこと、という意味です。

私たちの再会は、果たして会うがふさわしいのか、それとも遇うなのでしょうか。

それにしてもびっくりする出来事でした。

投稿者: 西法寺

西法寺のHPを管理している釈大朗です。よろしくお願いします。

“思いがけず遇う” への 2 件のフィードバック

  1. 遇という字は「未期而会」で、偶の意味を兼ねるのだそうです。しかし、偶然の出会いのように見えても、そこに必然の流れがあるならば、それは「遠く宿縁を慶べ」ということかもしれません。

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