戦争は最悪の環境破壊

我が家のネコたちは日差しも暖かくなって窓際においたカゴで寝ていることが多くなりました。日々、椅子取りゲームをしています。

動物写真家の岩合光昭さんは、「ネコは平和を愛する生き物です」と番組でつぶやかれたことがあります。ペットは人とともにあるのです。戦火の中にあるネコたち、動物たちのことが心配になります。イランはペルシャネコの原産地でもあります。

環境破壊も深刻です。アメリカ・イスラエルによりイラン攻撃が開始された2月28日以降のわずか2週間の間に、排出された二酸化炭素は505万トンにのぼるという報道がありました。ピンとこない数字ですが、乗用車を1年間で1万キロ走行すると排出される二酸化炭素は1〜1.4トンということです。ですから、この開始2週間だけで約500万台分の排出量ということになります。日本にある乗用車は6100万台といいますから、年間排出量の約8%にもなるのです。石油・天然ガス施設への攻撃、炎上などにより大気汚染が進み、テヘランでは有害物質を含む「黒い雨」が降りました。人と自然環境に深刻なダメージをすでに与えています。ですが、これから長く続くであろうそのツケを背負わされるのはトランプではないでしょう。

彼の支持率は最低を更新しています。寝ないで考えて、「平和と繁栄もたらす」と高市首相はトランプを持ち上げましたが、真逆です。「暴力と破壊、環境破壊をもたらす」、それが今なのでは? 戦闘開始後、初めてのテレビ演説で、イランを「石器時代に戻す」とのべ、石油が足りない国に対しては、「アメリカから買え」と。

もうけには貪欲です。まさに我欲におぼれ、自省することはありません。演説で幾度も「勝利」を強調するのは、うまくいっていないことを覆い隠す強弁であるとばれています。一刻も早く無謀な戦争を終わらせないといけません。

その点で、日本は伝統的に中東諸国と友好関係を築いてきました。自民党の先輩たちも含めて大切にされてきたよき遺産を大事にして、平和外交に徹する時ではないでしょうか。「(交渉によって)よい方向に向かうことを期待している」という姿勢はあまりにも情けないし、もったいないと思います。

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投稿者: 西法寺

西法寺のHPを管理している釈大朗です。よろしくお願いします。

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