昨日の朝、雪かきをいったん終えて勝手口から古家に入ろうとしたとき、いつものようにノノとクウが迎えに来てくれたのです。私は長靴をはいていたこともあり、勝手口から入るのにいつもより少し時間がかかりました。ノノもクウも勝手口が少し開いても外に飛び出すようなことがなかったので、油断もありました。ノノが飛び出してしまったのです。午前9時前のことでした。
坊守が外に出て声をかけましたが、大雪のなか走り去っていきました。近ごろ、大きな声で外に向かって鳴いていたので、ノノにしてみれば出たかったという気持ちがあったのでしょう。
それからしばらく外を探してみたものの、いくつかの足跡を残して姿を消してしまいました。
坊守は迷子になったネコをさがしてくれるサービスに依頼しようと、ネット上で相談を始めていたそうです。
私はというと、かわいそうなことをしたという気持ちとともに、家で過ごすことはノノにとって快適かもしれないけど、もともとは外で暮らしていたわけで、どっちがいいのだろうかなどと考えていました。ただ、2月の大雪で助けを求めてきて、出ていったのも大雪の日とはなんてことだと。
昼前まで住職部屋で過ごし、さあかえろうと外に出ると寺の前の雪の上にネコの足あとが。たどっていくと、駐車場からネコの小径の方にのびています。それも、私が歩いてかき分けた雪の上に足跡を残して。
もしかしてと、ネコの小径をくぐると勝手口の前にノノがいるではありませんか。坊守にすぐ電話しました。そのあと撮ったのがこの写真です。みなさん、ノノを確認できるでしょうか。

保護した坊守によると、
「雪をかぶったノノがしゃがみこんでいました。ちゅーるをささげて勝手口を開けると、おそるおそるという感じで顔をあげ、2本目で家の床に前脚がかかり、勢いよく中へ。その後すぐコタツの中に走り込みました。それから2時間、横倒しで寝ています。もと野良猫とはいえ、雪の中3時間は冷えたでしょう」
一年近くを過ごした古家を我が家と思ってくれているなら、これからもここで過ごしてもらいましょう。
以上、ノノちゃん、はじめての脱走のてん末でした。