彼岸と此岸

今日は朝からよい天気になりました。絶好の行楽日和、お墓参りにもいい気候です。暑さ寒さも彼岸までといくのでしょうか。朝から納骨堂へのお参りの方の姿もありました。

彼岸とはおさとりの世界、お浄土のことです。インドの言葉でパーラミター(波羅蜜多)といい、漢訳すると到彼岸となります。私たちの住む娑婆(しゃば)は此岸(しがん)と呼びます。彼方(かなた)と此方(こちら)です。

今本堂で、お二人のご遺骨をお預かりしています。お一人暮らしの方の中には、家にご遺骨を安置することが難しい場合もあります。四十九日にあわせてお墓に納骨するまではお寺が仮の納骨場所です。

今日は午前中に3回忌法要をお勤めしました。みなさん声を出して「正信偈」を読んでくださいます。こういう時は私も気持ちが入ってより大きな声が出るというものです。長男に生まれ、早くから漁師として家計を支えられたご門徒さんです。弟さんらごきょうだいは、お兄さんにひとしおをの恩を感じていらっしゃいます。「お兄さんは南無阿弥陀仏の声となられて、みなさんを喚び続けておられます。阿弥陀様と同じように前屈みとなり、私たちに向き合ってくださっているのではないでしょうか」。彼岸から此岸に向けられた声を聞かせていただいていると味わうこともできると思います。

午後は、明日の責任役員会の準備を。法事、葬儀、春彼岸法要、そして寺院葬儀とこの1週間はかなり忙しく過ごしてきたので、なかなか考えが回りません。みなさんのお知恵も借りて、29日の役員会にのぞみたいと思います。

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投稿者: 西法寺

西法寺のHPを管理している釈大朗です。よろしくお願いします。

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