本日は本堂にて寺院葬儀をお勤めしました。昨年の寺院葬説明会にも参加していただいたご門徒さんのお母さんの葬儀です。大正生まれ。戦後に写真でさえみたことのなかったご主人と結婚されたそうです。今の私たちの感覚ではおよそ信じ難い話ですが、この数年、同じような形で結婚されたご門徒さんの話をきくことがありました。子どもの結婚は本人よりも親が決めるものだったのです。慣れない農作業にずいぶん苦労もされ、また、思うように生きることができなかった辛さが口をついて出ることもあったそうです。
10数年前に亡くなられたご主人に、病院のベット越しだったのでしょう。「私のことをどう思っていただ?」と聞かれたことがあったそうです。ご主人は「キレイだと思っていた」と。その言葉をどんな思いでおばあちゃんは聞かれたのでしょう。
この数日、降り続いた雪は上がったとはいえ、岩井はすっぽりと雪に覆われました。火葬場までの送迎は坊守があたってくれたので助かりました。
寺院葬はご家族とも顔を合わせる時間が多くとれて、故人さまのこと、思い出話をゆっくりうかがうこともでき、お寺にとっても貴重な機会です。
雪かきにも追われましたが、無事に終えることができ、ホッとしています。
