高市総理は、衆議院を23日に解散し、最短では2月8日が投開票で総選挙がおこなわれることになりそうです。総選挙は「考える暇もない」と昨年末いっていたその口でです。真冬の時期、年度末近く、受験シーズンに総選挙を強行する感覚も理解できません。
内閣支持率は高いようですが、積極的に支持しているという方は果たしてどれほどいらっしゃるのでしょうか。株価だけは最高値を更新しています。それはそうでしょう。物価が高騰してとくに一部大企業の利益は拡大していますから。しかし、円安が急激に進行し、物価高にさらなる拍車がかかりそうです。わずかな賃上げではとてもカバーできないから、「働いて働いて」と高市さんは言っているんじゃないのかと私などは勘ぐってしまいます。
中国にたいする強行姿勢を「いいぞ」と評価する向きもありますが、隣国との関係を悪化させることにいったいどんなメリットがあるのか。トランプ米政権の法の支配を無視する軍事攻撃にも、なんのコメントもだしません。そして、この度の解散への動きです。現在は与野党が拮抗し、衆院参院とも少数与党です。自民党と、国保問題でゆれる維新が過半数を占める国会を民意によってつくりだしてよいものなのでしょうか。2021年の総選挙では旧統一協会による自民党議員290人への応援など、信じられないような問題もつい最近、明るみになったばかりです。
先日、高市さんは伊勢神宮に参拝した際、A4のクリアファイルらしきものに安倍晋三さんの写真をはさみ、それを掲げて歩いていました。こういう故人の雑な扱いもなんだかみていて恥ずかしくなります。
高市さんのほんとの胸中は分かりませんが、有権者はなめられているのではないでしょうか。