報恩講を終えて

坊守です。
今日の空は冬の顔になってきました。

報恩講翌日の午後は、ともに居眠るナモと住職の姿がありました。留守番を頑張ったナモは、珍しく乗せてもらえた、大大大好きなおいたんの膝から降りるまいと、全身で踏ん張っております。笑。

午前中は、本堂の片付けや、網代に走って借り物を返したり、お参り記念のタオルを届けたりの残務でした。ことしの報恩講で脚光を浴びた「居眠る婆」の句が、さっそく島根のお寺の掲示板になっているので、その写真を見せに、作者のMさん宅に寄ると、手を合わせて喜ばれました。「あんたも疲れを出さんように」と、よもぎのあん餅をいただきました。91歳にして、こまめに手づくりしては振る舞ってくださるのです。

さて、3カ所でのおつとめ、いつものように裏方はバタバタしていましたが、楽しかったです。ご講師さんのお話はもちろん、素晴らしかったですし、坊守6年目にして、「私たちの報恩講」という感じがしました。日々のお寺の活動があって迎えた場、とでもいうのでしょうか。とにもかくにも、住職も皆さんもお疲れさま。
午後から気になっていた民藝シンポジウムがありましたが、私もホットカーペットの上にゴロン。鳥取まで出るのはやめにして、休憩することにしました。

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投稿者: 西法寺

西法寺のHPを管理している釈大朗です。よろしくお願いします。

“報恩講を終えて” への 2 件のフィードバック

  1. 報恩講のお勤め、おつかれさまでした。皆さんに支えられて、充実したお寺さんになってきたのですね。

    住職さんも坊守さんも、からだを大切にしてお励みくださいね。

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