ター坊の通院日誌③

坊守です。


ター坊、オペ後半月目の通院日でした。
朝は納骨、夕方からお逮夜参りが入っていた住職が法務の合間を縫って鳥大の動物医療センターに連れて行き、私が午後から仕事を抜けて連れ帰ることになりました(田舎の猫の綱渡り受診)。


レントゲンを撮って包帯を巻き直してもらって、きょうの包帯の色はピンク!黒い毛皮によく似合っております。


骨のくっつき具合は…先生「ウーン」。大きなところはとまっていますが、小さなかけらになった骨は、写真をみても怪しい感じです。
元通りにならなくて、不自由があってもそのまんまがうちのタリです。私はそんなにショックはありませんでした。執刀医の立場からは「難しい骨折を治した」と言いたかろうと思いますが、故障した動物たちが残存能力をどれだけ伸ばせるか、という切り口の研究もあっていいと思います。


帰りの道中では、キャリーバッグ越しにまん丸い目をみはって、車窓を流れる景色を眺めていました。真っ青で広い空や山の風景は、確かにター坊には珍しいものでしょう。


帰宅したところ、宮城からター坊のお見舞いが届いていました。ちゅーるが20本!
ブログを通じて可愛がってくれる大人たちのおかげで、ター坊には毎日食べても無くならない不思議なご馳走があるのでした。


ナモちゃん払い下げのサークルも、脱走を狙った患畜が噛み破った上で頭突きして破壊しましたので、住職が破れない病室を調達しました。檻のすき間から手が出せたり、ナモちゃんとお鼻のあいさつもできますので、ことのほか、気に入ったようです。

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投稿者: 西法寺

西法寺のHPを管理している釈大朗です。よろしくお願いします。

“ター坊の通院日誌③” への 6 件のフィードバック

  1. たあちゃん、おつかれだね。
    おいたんとおばたんもホントお疲れ様!
    そのレントゲン写真の骨で、痛みはないのかな?
    小さいのがつながってなくても歩行に支障はないのかな?
    痛みがなければ、いいけれど...かわいそうに!!

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    1. 応援ありがとう。大きな骨がくっつくとおもうから、カッコ悪いフォームでも、ター助は走っちゃうとおもいます。

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akie0530k への返信 コメントをキャンセル