坊守です。
梅雨明けの暑い暑い週末ですが、サラリーマンのわたくしは、この土日は超真面目会議で、お日様もあまりみておりません。
とほほ。
そんな日程を終えて今日は、一目散に帰ってきました。我が家にオンちゃんがやってきた記念日だからです。

オンちゃんは、犬猫の保護活動をされている岡山の団体から、引き取った黒猫です。期限付きでお家を探しており、期限が過ぎれば、殺処分の対象になるお年寄りでした。
インターネットでそのことを知り、期限の日の夕方、まだ家族が決まらないと知って、住職と相談し「ウチでよかったら」と、手をあげました。
いわゆる多頭飼い崩壊の現場から保護された彼は、人の姿に身をすくめ、ニャーンと声を出すことのない猫でした。猫同士なら、と思いましたが、ナモやタリ坊ともコミュニケーションがうまくとれません。
表情もとぼしく、かわいくなくても、残りの生の中、少しでも幸せを感じてくれたらいいねん、と思っていました。
1年経って、ポーカーフェイスは相変わらずですが、アワーン!と、元気に鳴くことがあったり、ご飯の時間には、ベッドから出て、自分のお皿の前にお座りして待つようになりました。
美味しいものを食べるためなら、おばちゃんの膝にも駆け上がります。食べている間なら、アタマをなでなですることも拒否しなくなりました。
きっと、食べている間は、おいしい、うれしい、という感情が小さな体の中に充満しているのだと思います。
これで、いいのだ、であります。
オンちゃんのオンは、おだやかの「穏」。あしたからもおだやかに、長生きしてね

ああ、おんちゃん。
今日が、記念日だったのですね。
よくひきとってもらえたね。そして、おんちゃんなりに、成長もしてるのですね!
さらに、ぼちぼちでも成長してるとこれからも聞きたいです。
長生きしてくださいね。
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ありがとオン!
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