長年、お寺を支えてくださったご門徒さんが朝、ご往生されました。
前住職は長年のおつきあいでした。私は、2018年に鳥取に帰ってきてから数年のおつきあいです。
2年ほど前までは、よくご夫婦でお寺にお参りいただきました。
その度に、
「御院家さん、御院家さん」と話しかけられました。
その声をもう聞くことができないのかと思うと、残念でなりません。
けれども、南無阿弥陀仏とともに生きてこられた大先輩です。
この世との縁がつきるとき、阿弥陀さまのお浄土に生まれられ、
あらゆるいのちを救う活動を開始されたのだといただくばかりです。
船主として長年、漁の仕事に携わっておられました。
数年前に、岸壁で息子さんの出港を見送る姿に触れたことがあります。
海の男というのは年をとってもかっこいいなと、その姿を眺めていたことを思い出します。
合掌
なもあみだぶつ
さみしいです
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