きょうは網代で地籍調査があり立ち会いました。土地の境界と面積を確認する作業です。作業されている方に聞くと網代を今月いっぱい、来月は岩井を調査するとのこと。そういえば岩井は10月25日との知らせが届いていました。
江戸時代は土地の境界は曖昧だったそうですが、明治政府が地租改定により税を年貢から地価にかえました。これにより土地の私的所有が認められるようになったのだとか。
知り合いのご門徒さんの姿も。網代の西法寺道場の敷地のすぐ外側、今は県道になっている土地の一部が亡父の名義になっているそうです。通知が来るまで全く知らなかったそうですが、お寺の近くに父の名前が残るのはありがたいとおっしゃっていました。
おそらく網代の道場は地元の方たちが土地を寄進しつくられたのでしょう。
田があれば 田に悩み、家があれば 家に悩む。
お経にこんな一節があります。それが人というものです。
昔の網代のご門徒さんは土地があれば寺をつくるために寄進されたわけですから、これとは逆といえるでしょうか。
地籍調査に立ち会い、土地の境界線を確定するとともに、境界・垣根を取り払ってお寺を建てた網代の先輩たちの心意気を知るのでした。
スマホを持って行かず、写真撮れなくて残念!
これは土地家屋調査士が測量されるのでしょうか?つい、小杉健治の小説が思い浮かんだもので。
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行政から委託された測量業者の方たちが測量されていました。
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