本願寺が参院選にあたり宗門推薦の候補者名を本願寺新報であげています。それほど目立つ記事でもありませんが、目を引きました。
その多くは、門徒である国会議員の人たち。築地聞真会という国会議員の門徒の会のメンバーです。
政策を支持してというよりは門徒であるからということなのでしょうか。推薦しているのは与野党縦断ですから。推薦の内訳は、自民6、国民民主2、無所属1
宗門は過去にもぐるみ選挙のようなことをやって批判をうけたことがあります。
この記事の上には、お慈悲のあたたかさを伝えるとの記事があります。なるほどと思う記事でした。
与党は、秋から消費税10%へのアップをすすめようとしています。とんだお慈悲です。
一人ひとりの僧侶の信条に基づいて支持したり、あるいは選挙に関わることは肯定されるべきですが、宗門推薦という制度はいかがなものなのでしょう。
親鸞聖人は宗門のこのような一面をどのように思われることでしょう。