「卅」はなんと読む?

午前中、四十九日、そして納骨のおつとめでした。
お墓にうかがうと、自然石の大きな墓石がドーンと。
施主さんが、「納骨するにしても、お墓の前の大きな石を動かさないとできません」とおっしゃっていた意味がわかりました。人力で動かすのは難しいでしょう。石材店の若い職員さん2人が「チェーンブロック」で石を吊り上げて、ご遺骨を納骨されました。個人さまのお墓ですから写真は遠慮しましたが、初めて目にしました。どんな道具なのか興味ある方は、「チェーンブロック 三脚」で検索してください。

お墓の形は年月のなかで移り変わり、こうした自然石の墓石を目にすることは減っています。維持をすることも大変だと想像します。施主さんは、「子どもには、『私はここに入れてよ』っいっているんですが、どうなるでしょうね」と苦笑しておられました。

ところで、大きな墓石の後ろに昭和卅年建立とありました。「卅」という表記を日常目にすることはほとんどありませんが、過去帳や、古いお墓にうかがうと目にすることもある漢字です。さて、なんと読むのか、みなさんお分かりですか?

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投稿者: 西法寺

西法寺のHPを管理している釈大朗です。よろしくお願いします。

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