葬儀がおわりました。斎場への出発のさい、参列した20人あまりの友人のみなさんが棺を抱えてくれました。涙する姿、呆然としている姿。この厳しく、思いがけない別れから何を感じているでしょうか。仲間同士で語りあう時間を、そして彼のことを思い、手をあわせる時間をこれからもっていただけたらと願います。

ご家族の悲しみはいかばかりでしょう。おつとめしてる最中、嗚咽が聞こえてきます。私は、「南無阿弥陀仏」のご本尊をときおり眺めていました。「正信偈」に記された拯済(じょうさい)の言葉。私たちを抱きかかえて仏の世界に生まれさせてくださるとの意味です。本当にそうあってほしいと強く思います。

ご家族に心よりお悔やみ申し上げます。微力ですが、なんなりとお申し付けください。