11月末の報恩講に向けて

今月は「なもなもサロン」はお休みです。早朝に京都の法衣店さんがクリーニングした輪袈裟を届けてくださいました。仏事の縮小とともに、法衣もなかなか売れず、厳しくなっているとのお話でした。その後は、過去帳を書いたり、法事でお参りしていただいたご門徒さんへのお礼ハガキを書いたり、今月の会計作業をしたりと机の前に座っての作業です。

報恩講に参拝された方への記念のタオルも発注しました。11月中旬に届くとのことです。「お菓子とわ」さんにも生姜せんべいを発注しました。みなさんにお渡しする予定です。

お預かりした過去帳ですが、最初に記載されている方は、文化年間にご往生されています。西暦に換算すると文化年間は104年から1818年まで。文化とそれに続く文政年間(1818から1830年)までは「化政文化」とまとめられます。江戸を中心に町人文化と呼ばれる歌舞伎、浮世絵や川柳が流行しました。日本史の試験でもよく出るところです。その頃の農漁村はどんな暮らしだったのでしょうね。

ハガキを書いていてはたと思います。今年も残すところあとふた月余となりました。
「ただいたずらに明かし いたずらに暮らして 年月を送るばかりなり」との蓮如上人の言葉通りではないかと。

11月末の報恩講に向けたこれからの日々は、「いたずらに明し」とならないように頑張らないと。

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投稿者: 西法寺

西法寺のHPを管理している釈大朗です。よろしくお願いします。

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