寺院葬儀となりました

今日、明日は寺院葬儀となりました。2日前、お世話になっている御門徒さんからお父さんがご往生されたとの電話がありました。数ヶ月前に、「もしものときはお寺で葬儀をお願いしたい」との話をいただいておりました。

夜9時過ぎ、病院からお寺に直接、搬送していただき、お仏壇のある部屋にお迎えしました。「なんだか呆気なくて」と施主さん。次の日の朝、臨終勤行をおつとめし、今日の夕方がお通夜、明日が葬儀となります。

故人さまは長年、専業の農家としてコメ、タバコ、椎茸など栽培されていたそうです。施主さんが子どもの頃、ウチの先先代の住職が、よく家に野菜をもらいにきていたのだとか。もう半世紀以上昔のことです。そのころのお寺は、幼い私の目から見てもボロボロでした。本堂にはコウモリの姿もあったりして、ちょっとしたお化け屋敷のようだったのです。

平成17年に故人様はじめ多くの御門徒のみなさまの大変な尽力で、本堂は修復され、今に至ります。

この春に寺院葬説明会を開き、その後、本堂での葬儀は3件目となります。本堂の阿弥陀さまは、「我に任せよ、そのまま救う」と働きかけてくださいます。そのお慈悲を感じつつおつとめさせていただくことほどありがたいことはありません。施主さんご家族に感謝申し上げます。

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投稿者: 西法寺

西法寺のHPを管理している釈大朗です。よろしくお願いします。

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