今日は彼岸の中日です。午前中、2件の法事をつとめ、その足で葬儀ですから、ちょっと慌ただしいですね。
朝の法事の際、小学生の女の子に、「今日はなんで休みなの?」と聞いてみましたが、「???」。秋分の日ですね。大人の方達には、「彼岸の反対語はなんですか?」と聞いてみましたが、こちらも「???」。此岸というのです。覚えておいてくださいね。さらに小さなお子さんがお母さんに抱っこされていたので、「拯」(じょう)という「正信偈」にある漢字について説明。興味のある方は調べてみてください。
法事を終えて葬儀会館へ。微笑みを浮かべた遺影はお孫さんと撮った1枚なのだとか。お孫さんたちがまだ幼かったときにとったものと同じ構図だったそうです。成長を喜んでいる表情なのでしょう。
葬儀をおえ、火葬を経て夕方、お寺で法要です。なまんだぶの声が本堂にひびきました。
2日続けての葬儀が無事に終わり、ホッとしています。「人生で最も悲しい瞬間に立ち会うのがあなたの仕事。がんばれ」と送り出してくれた前の職場の先輩の言葉を、いまふと思い出しました。