クロネコのハナシ

今日も蒸し暑いですねー。
午後、お寺の集会室では月一恒例の医療生協の班会です。今日も8人が集まってにぎやかに開かれました。私はというと、コロナ明けということもあり、欠席しました。

今日も住職部屋で事務作業を続行しています。夏のお盆参りでお預かりしたお寺の会費(護持会)の記帳と領収書の郵送のため郵便局へ。近所を歩くだけでも汗をかきますね。9月21日に予定されている鳥取因幡組の法要の準備も少々。要員のお願い、そして当日配る経本づくりです。

合間に、地元の信金さんがお見えに。お盆参りのはなしから、コロナの話題に。担当の方は3年前に感染したそうです。職場内でひろがり、つぎつぎに。

昼間、買い物ついでに町内のご門徒さん宅3軒に領収書をポストイン。最後は、保護猫4匹と暮らすIさん宅へ。ネコちゃんたちのためにおやつを持っていきました。ここにもター坊やノノちゃんのようなクロネコ(クロちゃん)が保護されています。病気があり、基本、ケージで飼っているそうですが、ご主人はかわいくて仕方がないようすなのでした。たしかにかわいいネコちゃんなのです。

クロちゃん

我が家のクロネコ・ター坊は、点滴を隔日でつづけているクロネコ・ノノちゃんを気にかけているのか、ときどきぺろぺろと舐めています。ノノちゃんを威かくすることもなくなりました。それはいいのですが、クウちゃんとノノちゃんと連れ立って連日夜中に「ご飯くれ」と起こしに来るのです。用事が済めば、さっさとどこかにいってしまいます(笑)

ター坊とクウ

クロネコは中世のヨーロッパで吹き荒れた「魔女狩り」により迫害された歴史があります。印刷機の発明で大量印刷が可能となり、『魔女への鉄槌』という本が大ベストセラーに。魔女を暴いて殺すためのガイドブックで、それに触発されたパンフレットが洪水のようにつくられ、16世紀から17世紀にかけ、4から5万人の無実の人が魔法を使ったと告発され、拷問されたり処刑されたのです。このあたりのエピソードが今年読んだ『NEXUS 情報の人類史』(ユヴァル・ノア・ハラリ著)に記されていて、衝撃を受けました。そして、クロネコは魔女のペットとみなされて迫害されました。なんてバカなと思うかもしれませんが、日本でも世界でもニセ情報が蔓延しています。当時のヨーロッパよりも今の方がもっとひどいのかもしれません。

クロネコの話から脱線してしまいました。

明日はお盆参りの受納書づくりです。それをもって土曜は、役員さんと法要のお誘いで田後集落を歩く予定にしています。田後の路地にはネコをよくみかけますが、クロネコはいなかったかな。

不明 のアバター

投稿者: 西法寺

西法寺のHPを管理している釈大朗です。よろしくお願いします。

コメントを残す