いいじゃないか、鳥取医療生協

日中、市内で鳥取医療生活協同組合の総代会がひらかれました。私も総代の1人です。

冒頭、理事長さんがあいさつされました。そのなかで、年間の消費税負担が2億円にもなること、減税は医療を守ることにもつながると発言されました。医療費は非課税ですから、埋めることができず、税負担のみがしいられているのです。衝撃でした。

次に専務理事さんから報告がありました。楽しく集まっての健康・居場所・つながりづくり、そして核兵器廃絶に向けた署名活動など。報告によると、毎月約1000人がこうした取り組みに参加しているそうです。これらへの参加で、要介護認定率・認知症発症は低くなるということもあきらかになっています。

日々、患者さんとその家族が直面する問題に、親身になって対応しているスタッフの努力も紹介されました。

総代会の発言では、「常設のたまり場をつくって1年。健康まつりを開催し、大にぎわい」「鳥取医療生協がすすめるたまり場づくりが内閣府の孤立・孤独対策モデル事業に」「病院の中だけで終わらず、暮らしの接点で、人と地域を支える」など興味深くきかせていただきました。看護部長さんは、看護師定着に努力してきたこの間のとりくみを発言され、また病院の敷地内で花壇づくなどボランティアにとりくむ方からの発言もありました。共通しているのは、「私の、私たちの病院」という愛着であり、誇りです。

医療をめぐる状況は、「政府に見捨てられた」と悲鳴が上がるほどです。その中にあっても住民と手をつなぎ、医療を、いのちを守るその値打ちが光っているなと感じさせられました。

いいじゃないか、いいじゃないか、鳥取医療生活協同組合と改めて。

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投稿者: 西法寺

西法寺のHPを管理している釈大朗です。よろしくお願いします。

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