春の食料無料市を本日午前、開催しました。

この4月に入職した職員たちも、研修を兼ねてスタッフ参加。春の無料市に新人が出るのは、今年で3年目(人事教育部長のポストに居て、たまにはいいこともあります)。

先輩職員をあわせると60人が出動したため、市内3ヶ所で一挙に開催できました。
もともとは、コロナのために生活困難におちいった人たちとつながろう、という目的の食料配布でしたが、いまは物価高騰の打撃を受けた、より多くの人たちとつながろう、というモード。
若手からは、「近いスーパーでも歩いて3〜40分かかる」「朝昼晩で白いご飯は昼だけ、という方が居た」「楽しい活動だった。また来たい」「困ったことはない、と最初は言っておられても、会話をすすめると、抱えておられる問題が出てきた」などの報告がありました。

私が参加した団地では50世帯から来られて、受付のメンバーが相談(何らかの働きかけ)が必要と判断した世帯が10軒にのぼりました。
「でも、今日、会えた方々は氷山の一角なのかもしれません」と、帰りのクルマの中で、新人看護師が語りました。
今日は住職は法務で参加できず「よろしくな!」という声を背に、お寺からマイクセットとお米30㎏、雑貨類などの物品が出動しました。
門徒さんやブログ読者さんからの物資や募金も活用させていただきました。
ささやかな活動ですが、「次は夏やね」と確認して散会しました。