網代のお勤めが終わりました

7日からつづいた網代地域でのお勤めも今日が最終日です。朝、漁師の御門徒さんのお宅にうかがうと、「夜中の3時半に亭主はでていきました。1週間ほどホタルイカです」。ほんとうに大変なお仕事です。「息子が船に乗るようになって。だけど今年はカニの値が安かったけえ」と話す元漁師の御門徒さんも。墓じまいや納骨の相談もありました。阪神ファンの御門徒さんと、しばし野球談義も。

午後は道場で短いお勤めの後、30分ほどお話しさせていただきました。話の最初に、「うぐいすの鳴き声を住職はどう聞いているでしょう？　」。毎日読んでくださっているYさん&Kさんが、「法を聞けよ」。気をよくして、今年のブログ記事をいくつか紹介しました。

今日、みなさんと共有したかったのは、ここに集った私たちは、大切な朋であり同じ念仏を称え、同じ浄土にお参りする仲間であるということです。御同朋・御同行と親鸞聖人はおっしゃいます。ということだけはしゃべろうと決めていました。

それ以外は、ほとんど準備もできないままでした。それでも、毎日ブログを記していると、いざというとき頼りになるものです。みなさんよく聞いてくださいました。

その後は茶話会です。私はサロン同様、コーヒー係です。

「にぎやかだったわ。ここは遠慮なく喋れるで」とKさん。午前中、山菜をとりにいっておられたので、今日の夕ご飯は山の幸ですね！

網代のみなさん、楽しい時間をありがとうございました。