午後、市内で「お寺の未来と可能性」についてをテーマに講演会がありました。講師は「お寺の未来」代表理事の井手悦郎さんです。寺院や宗派に対するコンサルティングをされています。本日の私の役割は受付でしたので、開演から少し遅れて会場内へ。
井手さんは豊富なデータをもとにお話しされました。なかでもこの図はなるほどなと。

今日は2023年に井手さんが書かれた『これからの供養のかたち』を持って行きました。

付せんを貼って何度か読み返した本です。社会、家族の在り方が変化する中で、お寺にはかわらず大切にするべきことと、変化に対応しなければいけないことがあると学ばされた本でした。
講演会には83人が来場されました。こうした研修に僧侶だけでなく、その何倍も門徒さんが来てくれる。これが浄土真宗のつよみであると考えます。
お寺からは5人が参加しました。「うちの寺は一歩踏み込んでるから。やってることも多いと思いながら聞いたで」と頼もしい感想も。それはみなさんが自分ごととして関わってくださっているからに他なりません。お寺はみなさんをつなぐことができるし、それがみなさんにとっても楽しかったりするのです。そこにこそ、お寺の可能性はあると住職は思っています。