旧統一教会に解散命令

一昨日、東京地裁は旧統一教会に解散命令を下しました。命令が確定すれば宗教団体の資格を失います。長年の正体を隠した勧誘や高額献金などが民法上の不法行為にあたり、「解散命令は必要」と地裁はのべました。旧統一教会側は、被害者を「背教者」とよび、まったく謝罪も反省せず、活動を続けるとしています。

私もある方の家で旧統一教会から750万円で亡き父が購入したという多宝塔を見せられてびっくりしたことがあります。

今回の解散命令は信仰への迫害ではありません。何を信じるのも自由ですが、反社会的な行為は許されないということなのです。

被害を受けた方たちを救済するための措置を政府と国会がすみやかに行うことをつよく希望します。

もうすぐ入学シーズンです。こうしたカルト宗教は大学の新入生をターゲットにします。解散命令は大きな一歩ですが、これで被害が止まるわけではありません。新たな被害者にならないよう、何かおかしいなと思ったら、学校や家族に相談してください。

不明 のアバター

投稿者: 西法寺

西法寺のHPを管理している釈大朗です。よろしくお願いします。

コメントを残す