週末の法事を終えて

本日は本堂で13回忌、四十九日、7回忌のお勤め、それが終わって1件、納骨のお勤めがありました。

13回忌には小さなお子さんもお参りでした。元気にあちこち動き回るので、大人は気が気ではありません。前屈みでお子さんを見張っていないと心配です。「阿弥陀さまも同じですね。前屈みに立っているのは、私たちのことが心配だからですよ」と私。お子さんのおかげで話がうまくまとまりました。

四十九日のお勤めでは、お参りのみなさんが声を出して読経されました。この間、2回逮夜参りもありましたし、勤行CDでかなりの練習を積まれたようです。節回しもバッチリでした。お孫さんが、「これは何ですか?」。「それは華葩(けは)といって、お勤めの際に、右前方に散らす作法があるんです。私はしおりとして経本に挟んでますよ。持って帰って使ってください」と私。

7回忌のお勤めでは、読経の前に、お参りいただいたご夫婦と、生前法名やお墓のことにについて30分ほど相談になりました。「娘にお墓を見てもらうことも難しいだろうし、どうしたらいいかと考えてるところです」。娘さんの意向をまず確認してから、再度、相談しましょうということになりました。

それが終わって納骨へ。施主さんの奥さんから、「義母の四十九日が終わってすぐに私の実母が亡くなりました。先日、四十九日がすみました。実家のお墓を継承することが難しく、菩提寺の納骨堂にお世話になることにしました」

土日、計7件のお勤めが終わりホッと一息。今日はこれにて終了です。

今、目の前には4冊の過去帳があります。うち転写(新調)が3冊。
来週は大仕事になりそうです。

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投稿者: 西法寺

西法寺のHPを管理している釈大朗です。よろしくお願いします。

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