今日は親鸞聖人のご命日

午前中はパソコン画面上で勉強と聴聞です。

まず、広島仏教学院のオンライン講座で釈徹宗さんの「宗教学入門」を視聴。テーマは、現代宗教と社会〜旧統一教会問題を手がかりにして。

10時からは本願寺の報恩講のトリを飾る法要にお参りしました。「報恩講作法」という法要です。

報恩講は親鸞聖人33回忌にあたって本願寺3代覚如上人が著した『報恩講私記』(ほうおんこうしき)に由来します。ご門主により『私記』『報恩講嘆徳文』(ほうおんこうたんどくもん)が読誦され、その間を念仏や和讃でつなぐ法要です。お参りの方には経本が配られているようですが、私はこの『浄土真宗聖典』を目で追いつつご門主の読誦を聞きました。

親鸞聖人のご命日、1月16日以外にはめったに目にすることのない教えにふれることができました。

法要で称えられた、私も好きな親鸞聖人の和讃。

無明長夜の灯炬なり 智眼くらしとかなしむな 生死大海の船筏なり 罪障おもしとなげかざれ

私は、仏さまからいただいたともしびとともにある。仏さまは、「あなたは、迷いのなかに生きているけれども、そのことをどうか忘れないでください」とおっしゃっておられる。

そのようにうけとめています。

不明 のアバター

投稿者: 西法寺

西法寺のHPを管理している釈大朗です。よろしくお願いします。

コメントを残す