数日前のことです。知りあいの方が亡くなられ、はじめて鳥取市内のプロテスタント教会へ。祭壇はお花で飾られ、その前に棺がおかれてました。プロテスタントの教会は簡素であると知識では知っていましたが、礼拝堂はまさにその通りの作りです。絵画や偶像が全くありません。
仏式ではお通夜といいますが、教会では葬儀前夜式という名称でした。牧師さんが前に立たれ進行されます。ところどころオルガンによる讃美歌が響き、牧師さんが聖書の一節を読み、生前の故人の人柄についてお話しされました。同じ信仰に生きた方の心のこもった挨拶もありました。牧師さんによる式は時間にして約35分ほど。最後にご遺族が挨拶をされ、40分ほどで終わりました。
葬儀社のスタッフの中に顔見知りの方もいらっしゃったので、帰りがけの玄関先で少し立ち話。「信仰に生きた方の葬儀は、心に染みるものがありますね。初めて教会に来させてもらい、牧師さんのお話もうかがって刺激を受けました」と私。
感心させられたのは、牧師さんが病院にお見舞いにいかれていたことです。故人が教会に熱心に通っていたこともあると思いますが、牧師さんと信者の関係が深いように思いました。毎週の日曜礼拝、聖書の勉強会などにも参加されていたそうです。自分自身の法務のあり方についても考えさせられる時間でした。
参列者には聖書も配られました。世界一のベストセラーです。一度は目を通したいと思っていたので、そちらもありがたくちょうだいしました。