今日は早朝から西法寺通信の発送のための準備をして、午前10時半から葬儀を勤めました。昼に火葬場を出発して、午後1時過ぎに帰宅。午後2時から17回忌のお勤め。午後3時から還骨・初七日法要となりました。慌ただしい1日でしたが、無事に終わってホッとしています。
ご往生されたご門徒さんの娘さんは、中学時代の同級生でした。
漁師のお父さんは、週一回、家に帰ってきて、またすぐに出港して行ったそうです。「幼い頃は、『この人が私のお父さん?』という感じだったんです。親の思い出はお母さんが9割」。お寺のお勤めのさいには、誰よりも涙を流して別れを悲しんでおられたので、1割ということではなかったのかもしれません。
お勤めのあと、今後の四十九日、納骨のことなど打ち合わせ。遠くない将来、実家の仏壇や墓じまいを考えているとのこと。帰りにできたばかりの通信も持ち帰ってもらいました。
悲しい別れから新たな出会いがあるものです。ご門徒さんに感謝。
合掌