昨日の午後、町役場会議室で開かれた「いわみ見守り・支え合い研修会」に参加しました。老人会、ふれあいイキイキサロンなどの関係者向けの会です。ご門徒さんの姿もちらほら。各所で活躍されていて、頼もしいことです。
「ご近所福祉クリエーター」という肩書きで、全国を講演・研修などで回っている酒井保さんを講師に、支え合いの大切さについて学ぶ機会になりました。

「サロンや老人会などの場が、健康寿命を延ばしているということに自覚を持って取り組んでほしい」との説明があり、なるほどと思いました。「参加者をお客さまにしないで、できることは担ってもらいましょう。それが社会参加するということです」という指摘もありました。
従来…運動機能が低下→社会との関わりが低下
現在…社会との関わりが低下→運動機能が低下
というふうにとらえ方も変わったそうです。社会とのつながりを失うことがはじまりなのです。
お寺を健康維持のためにも活かすという点について改めてがんばろと背中を押される機会となりました。月一回のなもなもサロン、医療生協の班会、そして折々の法要にお参りしていただくこと、全て社会との関わりをもつことであり、健康にとってもよいということなのですから。
パワーポイントを使ったわかりやすい説明、お年寄りの参加者が多いことを意識して笑いを随所に交えることなど、いかにわかりやすく、楽しく伝えるのかという点についても、参考になる研修会でした。