オンちゃん、またね

オンちゃんが、今日の朝、いのちを終えていました。16歳をこえていたと思います。昨日まではご飯をもりもり食べ、変わった様子もなかったので看取りができませんでした。

2022年7月22日、殺処分すんでのところからもらい受け、名前を、「穏やかに」という願いから、「オン」と名づけました。

おんさんがやってきました

人にはまったく慣れておらず、鳴くこともありませんでしたが、昨年秋、ター坊が骨折し、長期のケージ生活となり、その間はオンちゃんをケージの外にだしました。ストーブの横でちょこんと香箱座りをしたり、夜は住職の布団の足の方にそおっと座って眠っていたり、畳を掻きむしったり、ナモのご飯を盗み食いしたり、可愛い声で鳴いたりと、オンちゃんの素顔を知ることもできました。

この夏は熱中症の症状が出て心配しましたが、それも乗り切ってくれました。

美味しいものが大好きだったオンちゃん、穏やかな日々を過ごしてくれたかな。

坊守がやさしく撫でて、丁寧にタオルで包み、仏間に運び、ペットの火葬の手配をしました。

私は、生きとし生けるものを救いたいという仏の願い〜「無量寿経」第18願をよみ、短いお経をあげ、合掌しました。

一切の有情はみな、きょうだいです。うちに来てくれたからこそ、別れなければならない悲しさを、身をもって教えてくれたのです。

オンちゃん、ありがとう。ご苦労様でした。

不明 のアバター

投稿者: 西法寺

西法寺のHPを管理している釈大朗です。よろしくお願いします。

“オンちゃん、またね” への 7 件のフィードバック

  1. おんちゃん、おつかれさまでした。

    猫生最後の2年半は 暑さ寒さをしのげて ご飯の心配のいらない、とっても楽しいおうちで過ごせて良かった。

    朝から悲しい気持ちになっちゃったけど 天国で楽しく過ごしてね。

    合掌

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    1. やさしいお言葉ありがとうございます。ウチに引き取る時すでに、晩年を楽しく過ごしてよ、というところでしたが、やっぱりなんぼでも長生きしてくれて良かったので、今日は胸が塞がっています。病院通いもせず、いつもと同じように過ごして旅立ったのは、オンちゃんらしかったかもしれません。

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  2. オンちゃん、しっかり生きることが出来たんだね。

    最後は、こんなにあたたかいお部屋で、おいしいものをしっかりいただけて、よかったと思いながら逝ったことでしょう。お浄土迄まではどれくらいかかるのかな? きっと、にこにことお浄土への旅を続けてるでしょうね。。おつかれさまでした!!

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    1. こうなると、もっとたくさん美味しいおやつを毎食あげればよかった、など、先に立たない後悔も生まれていますが、猫のお浄土で元気にかけまわっていると思います

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    1. ともきにいちゃん、ありがとう。アタイとたーちゃんは、おぶつまにいったり、りびんぐのからっぽのけーじをみたりして、オンちゃんはどこかな、とときどきみにいっています。オンちゃんが、いいところにいけたんならいいわ

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